オリジナル食品

長崎スパゲッチー        ド・ロさまそうめん

出津ド・ロさま麺事業部のご紹介

明治12年(1879年)黒崎村出津の里(現在の長崎市)に赴任した、フランス人宣教師のマルク・マリー・ド・ロ神父(1840~1914)は、村人たちの暮らしが、あまりにも貧しいのに驚きました。
そこで、生活を向上させ自立する力を身につけさせようと、布教活動のかたわら授産所や救助院を設け、婦女子に故国から小麦粉を取り寄せるなど、私財を投じてパン、マカロニ、ソーメンづくりなどの技術を教えました

しかし、第二次世界大戦の混乱の中で、いつの間にか製造は途絶えてしまいました。人々の記憶から消え去ろうとしていたところ、旧外海町の産業振興策の一環として「ド・ロさまそうめん」を復活させようとの話しがもち上りました。
昭和56年12月、ド・ロ神父(地元の人々は、今も敬愛の念を込めて「ド・ロさま」と呼んでいます)にゆかりの深い、出津修道院のシスターが当時見聞きしていたかすかな記憶を手がかりに、地元の生活改善グループの人たちがド・ロさまそうめんの復活に取組みました。
しかしながら、途絶えてから40年余りがたち、文献もなく教える人も、教えられる人も全くの素人では、まともなソーメンが出来るはずもありませんでした。修道院・生活改善グループ・農協婦人部など5つあったグループも次第に脱落していきました。そして最後に残ったのが旧出津農産加工生産組合でした。

平成20年12月 (株)サンフリード出津ド・ロさま麺事業部としてその事業を継承することとなりました。 私たちは、ド・ロ神父や、これまで製造に携わってこられた全ての方々の想いを大切にし、しっかりとこの歴史、文化を守り続けて行きます。

マルク・マリー・ド・ロ神父 Marc Marie de Rotz (1840-1914)

ド・ロ神父はパンやマカロニなどの製法だけでなく施設建設や事業のために私財を惜しみなく投じ、フランスで身につけた農業・印刷・医療・土木・建築・工業・養蚕業などの広範な分野に渡る技術を当時、貧しかった外海(現在の長崎市)の人々に教えました。
私財を投じて地域の経済発展に貢献した神父の深い愛と人間愛に根差した偉業や遺徳は今もなお輝き、「ド・ロさま」と呼ばれ、多くの人々から敬愛されています。